サウルの息子の作品情報・感想・評価

サウルの息子2015年製作の映画)

Saul fia/Son of Saul

上映日:2016年01月23日

製作国:

上映時間:107分

ジャンル:

配給:

3.7

あらすじ

みんなの反応
  • 収容所での悲惨さが伝わってくる
  • サウルの心境、悲惨な環境がリアルに描かれている
  • 主人公の執着が生きる術となっている
  • カメラワークが独特で追体験を可能としている
  • 人が人でなくなる残忍さが怖い
この情報はユーザーの感想を元に自動生成しています

『サウルの息子』に投稿された感想・評価

necoko19

necoko19の感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ゾンダーコマンドって存在初めて知った。カメラがほとんど主人公目線だったから、最後地元の少年見つめて微笑む主人公と目が合っているようでドキドキしてしまった。サウルにとって息子の存在って何だったのかな。…

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まあ

まあの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

この映画でゾンダーコマンドと呼ばれる人達が居た事を知った

期限付きで働かされて、いつか自分も同じ目に合うのがわかっている状態で同胞をガス室に送る感情
気が狂う環境がリアルに映し出されていた

説明…

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にしの

にしのの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

エレファントのような囚人サウルの背中を写し出したカメラ回しが今でも心に残っている。
サウルにとっては息子と思しき子どもの死を弔うことが自分の全てでアウシュビッツで行われていることは彼の関心の外である…

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息子の死を目にした瞬間、主人公サウルにとっては収容所での惨劇はただの背景になり、我が子を弔うことだけが行動原理になった。

そんなサウルの心情を表すために、終始サウルにカメラが寄った背景がボヤけた映…

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scarecrow

scarecrowの感想・評価

4.0

やはり観ていたかと2回目。現実から逃避するサウルの息子埋葬劇。
圧倒的なリアリズムと撮影がすべて。全編を通してサウルだけにフォーカス、ほかは全てボカして、サウルの極限下での心理状態を表現。撮影大変だ…

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taro

taroの感想・評価

4.2
アウシュビッツを扱った映画の中でも飛び抜けて絶望度が高いです。
あまりの救いようのなさに涙が出ることもなく唖然とするだけでした。
「ゾンダーコマンド」という言葉を初めて知った、どこまでも闇が深すぎるな

このレビューはネタバレを含みます

基本的には主人公であるサウルのアップで全編進行していく、この演出で閉塞感とサウルの感情をダイレクトに感じることができる。他の映画にはない斬新なアイデアは素晴らしい。


息子か分からない遺体を息子だ…

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YAJ

YAJの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

【究極の4D体験】

 驚いたのは休日の午前の回で満席だったこと。こんな映画(悪いという意味ではなく、陰鬱で救いのなさそうな映画という意味で)、ふらっと観に行っても好きなところに座れると思ってた。1…

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極端に限定的な視点は、物事の残酷さを想像力で無惨にも補わされる効果があり、同時に主人公の行動に肉薄させることで常に緊張感がつきまとう。物語には何一つとして希望はないが、ラストの男の笑顔から、彼だけは…

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見せない技術って言うのかな。
映画が終わる30秒前まであの場所に居た気がする。
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