このレビューはネタバレを含みます
自分の息子を殺害した少年フランシスに対峙する父親オリヴィエを描いた物語。
加害者の少年フランシスの存在を知り最初は木エクラスへの受け入れを拒否するが、心の動揺と葛藤しながらフランシスを受け入れるオリ…
行き場がわからない序盤の雰囲気からひとつ種明かしがされてからの緊張感の保ち方が凄まじい
思えば元妻がある告白をしにくるシーンからして上手い
あれが直接のきっかけになったのかわからないが主人公と生徒の…
このレビューはネタバレを含みます
セリフ量の少なさ
独特なカメラワーク
基本的に大きく感情を吐露するシーンや、会話をするシーンがほぼ無い
それゆえに、現実世界でのドキュメンタリー映像のよう
またカメラワークを主人公の背後、首筋…
職業訓練校で木工の講師をしているオリヴィエと少年院から出てきた16歳の少年フランシスとの微妙な関係性を描いた映画
自分ならどうするだろうと考えても考えても想像がつかないようなテーマでした
オリヴィ…
これぞダルデンヌといえる作品。
職業訓練所で大工を教えるオリヴィエ。
離婚した元妻は第二の人生を送っており、 オリヴィエは1人寂しく殺風景な部屋で孤独に生きている。唯一、職業訓練場での仕事にやりがい…
後頭部ばっか。
狂った男から深遠さへと、そして彼がわからないと言ってしまったら、そうなのかと何故か成立してしまう。復讐とも違う彼の言動は複雑さを持ちつつもストレートな強度すら持っている。
カメラ以上…
ある木工教師が黙々と生徒に教える表情、絶妙なカメラワークから読み取れる抑えられた心。
1人の新入生と教師の間にある耐え難い真相が明らかになる中盤、更なる不穏さに身が縮んだ。悲しみ、怒り、後悔、全てを…
だいぶ前に観たけど『トリとロキタ』で思い出して。
憎しみをもちながら共にいるということ。
嫌いだから距離を置く、これが全てのシーンで為されるほど人と人の関係は単純ではなく、また人の感情も然りなん…
自分だったらどうするだろ…って考えながら観てたけど、まぁ許せないよな…
前半は寄りのシーンが多すぎてカメラ酔いしそうになったけど、それでもなかなかに凄い映画だった。
「え?このタイミングで言うん…