『20000種の蜂』で検索しても出てこなかったがタイトルが違ったのね。フランス側のバスク地方からバカンスでスペイン側(この2つにまたがってるところが示唆的なのか?)へ来た一家の日常をただただ見る映画…
>>続きを読む『トムボーイ』を想起させる幼少期、思春期以前の子供が、ジェンダーという概念に向き合っていくという映画だが、上記作品と比べるとかなり凡庸な印象ではあった。
敢えて特筆するとするなら、「名前」と「子供の…
このレビューはネタバレを含みます
出生時に異なるジェンダーを割り振られた幼い少女が十分な言葉も持てぬまま、混乱と不安を招くばかりのこの世界を生き抜くこと、真の名前で呼んでもらうこと。トランスの子供を描く映画『トムボーイ』や『リトル・…
>>続きを読む服装、髪型、更衣室、代名詞、そして名前……。至るところに存在する「バイナリー」という段差。多くの人にとってはなんてことない高さかもしれない。でもこの8歳の子にとって、その低さでも十分躓くし、時には大…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
母親がトランスのアイトールに対して、「性別はどうでもいい」と励ますのは、すごく現代的に思えた。ジェンダーマイノリティを受け入れなければならない存在とは認識しつつも、全く知識が伴っていなくて、的外れな…
>>続きを読む[スペイン、ルチアとその家族について] 40点
2023年ベルリン映画祭コンペ部門選出作品。Estíbaliz Urresola長編一作目。セリーヌ・シアマ『トムボーイ』やエマヌエーレ・クリアレー…
バスク語といわゆるスペイン語とフランス語と、、
大人よりも、まだ何もわかってないはずの、そばにいる友達とか、少し上の兄弟とかの方が、理解するというより、主人公をそのまま受け入れてくれる。彼/彼女に…
ベルリン国際映画祭オンライン試写で拝見。9歳の子役の見事な演技をもって成り立つこの作品は、真の名前で呼ばれることのない少女の内的/外的な二重の孤独をある田舎の村落での休暇から描き出す。しかしながらカ…
>>続きを読む© 2023 GARIZA FILMS INICIA FILMS SIRIMIRI FILMS ESPECIES DE ABEJAS AIE