内容ももちろん好きじゃなかったのはこのスコアを見てもらえばわかると思うのだけど、それよりも劇中挿入歌兼主題歌がただの不協和音にしか聞こえず本当に不愉快だった。テクニック的にわざと音程をハズしているの…
>>続きを読む客席から始まる、とある映画監督の物語。
続出するトラブルに、学生の頃に先輩の映画を手伝った日々をふと重ねた。
色々な問題を乗り越えて、一歩前へと走り出すラストの軽やかさ。
「結局どこにも行けなく…
半径1ミリ。
同じ世界の誰かであり、私である物語。
主人公だけじゃなく、周りの登場人物の気持ちも痛いほど分かり、主人公の気持ちも痛いほど分かり。
苦しくて苦しくて、何度も劇場から出ようと思った。な…
《走れない人の走り方》
自主映画の制作に行き詰まる桐子。物語は単純だが卒業制作の監督自身の投影で作品に血が通っている。焼きそばをつくる父との会話、とりあえずやっちゃうゴジラ監督、小さな出来事を濃度の…
不器用な人を描いた作品は個人的に好きで一生懸命なんだけどまだまだ色々甘い点があり周りに迷惑をかけながらなんとか支えてもらいながら。それを許させるキャラ得というか人間性。それがあのお父さんがでてきて腑…
>>続きを読む「ロードムービーを撮れない人なりのロードムービーの撮り方」というのを『走れない人の走り方』と言い換えるセンスがまずもって好き。
『タンポポ』にインスパイアされたという蛇行する話運びも、足がもつれたよ…
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