藝大院の修了制作とは思えないクオリティで、PFFでも感じた蘇鈺淳監督の確かな手腕を実感。しかも、他の監督はやらないような遊び心も垣間見られて、それは立派な作家性になっていきそう。主人公が、若き苦悩す…
>>続きを読む熱と自由さが溢れていているけど、作品としても面白い!
映画監督の小島桐子はロードムービーを撮りたいと思っているが、限られた予算や決まらないキャストなど数々のトラブルに見舞われる。理想と現実がずれて…
卒業制作の映画というのは知らなくて観たのもあったけど商業ベースの映画だとカットされそうなシーンとかたくさんあったりしたのが少し新鮮だったのと映画作りの作品なのもあるけど作り手のこだわりだったりとか色…
>>続きを読む走れない人の走り方。タイトルが秀逸だなこれは。
映画を撮りたいが(思うように)撮れない人の話。
製作現場でも人生でも色々起こるもんな。
走れないならば、走れないなりの走り方がある。
中盤、絶望が押…
いろいろやりたいことをぶっ込んでいて、楽しい映画だった。
映画のための映画と言うか。
が、中途半端に物語や設定があるので、桐子はどうやって稼いで暮らしてるのかとか、桐子とプロデューサーの関係(とて…
蘇鈺淳監督・団塚唯我出演作品。
日常を移動しているだけでロードムービーは完成できることを軽やかに語ってみせる本作。それも物語世界における虚構/現実の完成度の高さと往復が巧みだからであろう。
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卒業制作とは思えない。次作も絶対観たい監督であるのは間違い無い。
パンフレットの脚本を観ると場面の変更も上手く機能しているように思える。
メタの使い方も今作は考えられた使われ方である。
カメラの位置…
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