記録です。
ウルリケオッティンガー監督のベルリン3部作の1本らしい。すんごい真面目な映画かと思いきや、こんなふざけた映画だったなんて!もう有名人のスキャンダルを追うのは時代遅れ。自分たちでスキャン…
ファーストシーン、奇妙な電子音に合わせて、暗いトンネルの中の水路を緑色に発光する乗り物が進んでいく光景を見せられて、何事かと思っていると、冗談のような陰謀の空間に辿り着く。全世界のタブロイド紙の担…
>>続きを読む冒頭、スペクターの定例会議かの如く世界各国のタブロイド紙社主たちの発行部数報告を聞くマブゼ博士、っていう構図がもう最高で、その後若き富豪ドリアン・グレイをコントロールしてスキャンダルを起こし、売上増…
>>続きを読むこのゴテゴテ感私は好き。新聞社の人たちは新聞紙でできたグラスで乾杯するらしい。ゆるい被造物による創造神の克服。墓穴に車が覆い被さるところなど笑える。肩に通信機アンテナがついてるドレス欲しい。ハリウッ…
>>続きを読むシネ・ヌーヴォで鑑賞。やたら顔の良い男、ドリアン・グレイの人生を取材・連載すると思わせて、読者ウケしそうな嘘ストーリーをでっちあげてタブロイド紙の販売部数を増やそうとする新聞印刷会社という人道も道徳…
>>続きを読むDorian Gray im Spiegel der Boulevardpresse, Photo: Ulrike Ottinger © Ulrike Ottinger