本作の見どころは、ミステリー性そのものよりも、登場人物たちの会話にあると感じた。劇中には、容疑者であるサンドラ(ザンドラ・ヒュラー)の息子・ダニエル(ミロ・マシャド・グラネール)が弾くピアノの音と、…
>>続きを読むグルノーブル郊外にて、事故で後天的に視力障害になった息子ダニエルと暮らす、サンドラ一家。
ある日、夫サミュエルが落下したと思われる状況で死体となって見つかる。
目立った物証もなく、状況証拠のみが積み…
何の予備知識も入れずの終映間近の駆け込み劇場鑑賞。
想像していたことの顛末とは違っていたけれど、それでも十分な見応えがあり上映時間152分を長く感じることはなかった(寧ろ無我夢中で鑑賞したので時間の…
証明
迷走し続ける観客。述べられる事実に対して確実性の度合を求めていく152分。
どこに着地させるのか翻弄される展開に正直どっと疲れた。でも嫌な感じのれではない。
夫の死まもなく被告となる妻、見え…
予告編から引き込まれて観賞!
「小説家にかけられる疑惑」って
それだけで疑いのレイヤーが増えるから、
良いですね!
クラシカルなパッケージが
より世界観に没入させてくれる!
(数年後、午後ローと…
フランス映画と思っていたのですがいきなりの英語会話にはびっくりしてしまいました。そこには訳があったのですが。ジャスティーヌ・トリエ監督。
結末は納得いかなかったもののおもしろい作品でした。1番の見…
観客である私たちも「何を信じるのかを決めなければならない」のはわかってる。でも、モヤモヤ…。
「なんか…思ってたのと違う。もっと、ホッとすると思ってた。」判決が出た後のサンドラの言葉が、この映画の感…
サスペンスかと思いきや法廷ドラマとして高い完成度。映画の雰囲気と劇中でダニエルくんが弾くアストゥリアスとの相性がいい。
冒頭にて爆音で流れていた50 centのP.I.M.Pのインストバージョンを再…
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