厭だ。逃げ出したい。 ‐始‐
厭だ。堪えられない。 ‐終‐
この映画で紡がれる物語は、ない。
ただのつまらない日常。
それがとてつもなく恐ろしい。
日常だけを追えば、見えずとも表す、語らずとも表す…
面白いそして、退屈。
大量虐殺が行われている現場の
すぐ側で暮らしているとは思えないほどの
優雅な暮らし。2つの対比が印象的。
熱心にナチスに仕える仕事人間の父親と、
自分が楽をするために他人の…
ずーっと胸クソ悪い。
目と鼻の先で
非常事態が24時間発生しているのに
それを日常として受け入れて生活できる
人間の順応性がマジで気持ち悪い。
最後の映像は色んな感情が溢れてきて
涙が止まりま…
彼らにとっての関心領域は自分の生活。壁一枚先の別世界をまるでないものかのように家族団欒を繰り広げる家族、家に帰れば素敵なパパになるナチス将校。その奇妙さはホラー映画に似たものを感じた。
でもこれは今…
関心領域とは収容所周辺のナチスで働く人々の暮らす場所のことのようで、そこでの生活の垂れ流し映画。
しかし収容所から漏れ出る銃声や悲鳴が聞こえてくる演出こそ直接的ではないエグさが漂ってて終始不穏な気持…
アウシュビッツ収容所の壁を隔てた家に住む所長一家。
夫の転属の報せに、夢に見たような生活とまで言う妻。子どもたちの無邪気な笑い声。その背後に上がる黒煙。銃声と悲鳴。
そんな忌まわしい歴史の一場面なが…
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