【祝!若尾文子映画祭】
史上初の全身麻酔手術成功を果たした華岡青洲の野心を描く。
姑と嫁の静かな戦いが息苦しいほど。女の陰湿さが目立つけれど、陰湿というよりは清々しい。
一番いやらしいのは女たちが自…
姑(高峰秀子)に請われて来た嫁(若尾文子)。最初は義母に憧れを持つ嫁だったが、家に入ってから徐々に雲平(のちの華岡青洲。市川雷蔵)の取り合いの様相を呈する。要は母が子離れできずに可愛がるあまりに嫁に…
>>続きを読む女2男1の関係は女同士を見るためにある。とはいえ、ハナから男は眼中になし。祝言でも夫の顔は見えず、市川雷蔵が登場するのはずっと後だった。出会った瞬間、姑となる於継に加恵の目は釘付け。時に襖の奥から冷…
>>続きを読む