2回目の鑑賞。前見た時は極度の寝不足だったのでかなりうとうとしてしまい、良さが半分も分かってなかった。1ミリも寝ないでしっかりと観たのは、今回が初めて。うーん、(自分にとっては)これが侯孝賢…
>>続きを読む2016/6/19 新宿 K's cinema
冒頭の鉄道からの風景が最高。
あんな良い田舎に家があるなら、無理に台北に出なくても良いのに、って思うけど若いと出ずにはいられない気持ちはわかる。や…
観る者すべての記憶を呼び覚ます映画というものがある。
恋のときめきやその只中の喜び、将来への漠とした不安や失恋の痛み。
誰もが一度は経験するそれらがまざまざとフィルムに焼きつけられ、あたかも『私』の…
冬冬と続けて観たが、ここまで決定的なショットの連鎖を観れるとは思いもしなかったすげぇ。ラ・シオタ駅や自転車泥棒などの映画的記憶をちりばめつつ映画館の裏や野外上映など連なるエピソードも含めて映画の塊が…
>>続きを読む鉱山のある村で育った幼馴染の男女の淡い恋愛模様を描いた映画。
監督は「悲情城市」等のホウ・シャオシェン。
トンネルを抜けるとそこは緑の世界だった。
爽やかな新緑が眼前に広がるオープニングは、都会の…
冒頭のトンネルを潜り抜ける頃には特別な時間に迷い込む。青い一輌の電車に線路脇を歩く二人はセンチメンタル。小高い山に映る影に風で揺れるスクリーンはエモーショナル。静謐な行間を埋めるようにおじいさんは喋…
>>続きを読む©CENTRAL MOTION PICTURE CORPORATION 1987