1952年の制作で70年近く前の映画でありながら色褪せることなく今観ても驚くほどの完成度に驚かされる。
画家アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの孤独で短い人生を描いた映画であるが、脚の障害が彼を…
ロートレック、美術界のなかでも一際悲しい人生を歩んだんだなって、第一に思いました。
身分もあり、画家としての才能も抜群。しかし怪我による足の障害により世間からは逆風。恋も儚く遠ざかるしで、辛すぎて見…
芸術の秋・美術編🎨
私にとって美術は音楽に次に好きな芸術分野であり、とりわけフランスの芸術は昔から強く惹かれるものがある。
そんな訳で映画「ディリリとパリの時間旅行」と「ミッドナイト・イン・パリ」…
踊り子のスカートが翻る、乱痴気騒ぎのムーラン・ルージュ。その片隅でスケッチをする、偉大にして小さき芸術家。
享楽の夜の夢は、彼の孤独を慰めるけれど、その度に夜明けが裏切った。
古きパリの街並みを彩…
1.5
ベルエポックのパリ。
ムーランルージュへは2020.1に行ったけども、実際はこの映画よりももっともっと広い場所でした。
♪天国と地獄はいつでも鳴ってたし、紳士淑女の社交場であるのも今も昔も変…
たとえ後天的な障害でも、卑屈さは一生消えないのだな。自ら幸せを遠ざける。あと、こういう伝記モノ見る度に自分は五体満足に生まれても何も出来ない、嫌になると同時に、実家が太い人物しか歴史に残らないのだと…
>>続きを読むロートレックのお話。彼の作品は不気味な表情の女性で知っていたけど、彼自身身体の障害への嘲笑で悩んでいたみたいだから、そういう世の中の憂さ・悲観さがあの女性の歪んだ表情に込められてるのかなってちょっと…
>>続きを読む【シネマトゥデイさんの企画「金曜レイトショー」で鑑賞。名作映画を毎週1本無料で公開するという素敵な企画です。いつもありがとうございます!】
お金も才能もあるのだから、自分の持ち札の中から、今楽しめ…
あの「アフリカの女王」の次に、ジョン・ヒューストンがこんな正反対の映画を撮っていたことに驚いたが、身体上のコンプレックスのせいで、愛を遠ざけてしまう主人公ロートレックのふがいなさを、突き離さずに描き…
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