氷点の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『氷点』に投稿された感想・評価

青二歳

青二歳の感想・評価

5.0

三浦綾子"氷点"映画化。ハイライトのきついモノクロで説得力を増す若尾文子の美貌。小説の映画化は難しいとこで…ここまで美しくなけりゃ夫の狂気じみた嫉妬が成立しない。モノクロフィルムが"美しい妻"を引き…

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若尾文子の大人げなく自己中心的で浅はかで支離滅裂な妻であり母親でもある裕福な家庭で育った女の演技がたまらなく良かった。
『妻は告白する』や『清作の妻』で演じたように思い詰めたら何を仕出かすか分からな…

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愛する子供を失う事件がきっかけで憎悪を静かにぶつけ合う夫婦とそれにほんろうされる子供達の残酷な話だけどギリギリ最後にホットできる

気持ち良いほどに自己中心で意地悪な母親役の若尾文子と初々しくて天真…

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TOMJFK

TOMJFKの感想・評価

3.9

若尾文子の艶(つや)やかさと憎憎しさ!

1966年の白黒作品。
33歳の若尾文子が、すごく艶(つや)やかで見とれてしまう。
夫の日記を読み、夫や養女ヨウコに憎しみを持ってからのなんとも憎憎し…

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奥様のショパンなみにぎこちなくミスタッチを含んでてくれる映画ならもっと好きだったと思う。成田のミキティが二枚目路線だったってことしか驚きがなかった。

『氷点』
1966(昭和41年)
大映

北海旭川市に住む元教師の三浦綾子が朝日新聞の懸賞小説に応募して見事に入選。朝日新聞連載時から話題になり映画化。

プロテスタントのキリスト教徒だった三浦綾子…

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LEONkei

LEONkeiの感想・評価

3.8

罪なき罪人を裁くのは罪深い人々によって甚振られ、謂れの無い贖罪の意識に追い込まれる。


夫は我が幼な子を殺した犯人の子(赤ん坊)を義侠心から養子として引き取ると言う、普通に考えれば余りにも理不尽で…

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【過去鑑賞】
A

Aの感想・評価

4.5
この若尾文子、怖い…

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