ルイス・ブニュエルの1951年メキシコ時代のエロコメ?^^
理由は明かされませんが、感化院的な施設で手に負えない状況になり汚い独房に入れられた女子スサーナ。
小さな窓をこじ開け、夜の嵐の中逃げ出し…
オープニングから面白い。
キャラクターや設定背景を家族の会話で一気にまくし立てるっつーベタな手法を使っているが茶番劇に見える。ダチョウ倶楽部の「押すな!押すな!」的なネタの前振りに見えるから妙に可笑…
感化院を脱獄してきたスサーナ。
それまで仲睦まじく、理想的だった一家は、スサーナのためにめちゃくちゃになる。それは、スサーナの悪魔の肉体に男たちがみんな誑かされ、頭がおかしくなってしまうからだ。
…
「カルメンという名の女」で何となく思い出し
本作の女主人が確かカルメンという名の女だった。
観た当時、このネタ日本で時代劇としてリメイクしたら面白いかもなんて思ったりした。
筋金入りの毒婦ものが出…
このレビューはネタバレを含みます
舞台は農場、脚フェチの老人、キーパーソンとなるファムファタール、彼女に言い寄られるイケメンの青年...。とブニュエルのレギュラーメンバーが皆んな出てくるみたいな映画だった。
クライマックスで信仰心の…
このレビューはネタバレを含みます
雷鳴と大雨のなか女囚が脱獄するシーンから始まる。
まず大雨って時点でテンション上がるのに、女囚が歓喜の表情で逃げるというアツいオープニング。
この女囚こそスサーナであるが、彼女がファムファタルのノ…
ある日、信仰深い一家のところに悪女がやってくる、というブニュエル、メキシコ時代のノワール風味の作品。今となってはベタな物語だが、蝙蝠、蜻蛉、井戸の底、雷雨などのイメージ、『羊たちの沈黙』のレクター博…
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