『戦場のメリークリスマス』の大島渚監督が死刑制度を強烈なブラックジョークを交えながら描く。
冒頭、日本人の7割が死刑制度に賛成というデータを示し、「しかし実際の死刑をご存知だろうか。ではその様子を…
権力者の犬、民衆の無知
無意識の暴力
神気取る善悪、思考停止した群衆
法律というものの欺瞞性
概念というものの抽象性
国家という共同幻想の悍ましさ
それとは裏腹に、覚醒した死刑囚Rが覚知した真の愛情…
在日朝鮮人死刑囚、Rは強姦致死等の罪で絞首刑に処せられたが、絞縄にぶら下がったRの脈はいつまで経っても停止せず、処刑は失敗。縄を解かれたRは次第に意識を取り戻すが、記憶を失い、心神喪失となっていた。…
>>続きを読む大島渚の世界を知りたくて見た。難しすぎる。途中頭がこんがらがったけど、とりあえず2時間見た。自分とは、罪とは、国家とは、民族とはなんなのか?無表情のRの問いかけが印象的。後半の演出には若干ついて行け…
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