イザベルのキャラクターが強烈。彼女のようなキャラクターを生み出したのがすごいよね。カラックスは常に登場人物の創造性が独特。なんなんだろう。なにか参考にしてるものがあるのかな? 若干、中二病的な気もす…
>>続きを読む明暗が印象的。ピエールの破滅劇はダメな文豪ぽくてよかった。
リシュー、白、光/イザベル、黒、闇が、分かりやすく服装や髪色や表情に出てた。
リシューとの“悲しい色”のニット越しキスも、イザベルとの暗…
これまでは女に向かって心と身体を疾走させる主人公だったが、今作は『真実』に向かって疾走する主人公。
真実を追って破滅に向かう主人公に、恐怖を覚えた。
良家の息子で、小説家としても成功して結婚を控え…
レオスカラックス作品にハズレなし。
ドゥニラヴァン不在が初めての作品で、それ以外にもこれまでの作品との対比に主人公の悲哀が表れていて、これまでの中でも最も救われない愛の物語になっている。
『ポンヌフ…
ユーロのスクリーンで観られて至福。
『白鯨』で知られる米作家ハーマン・メルヴィルの『ピエール』は、発表当時世間から酷評され、いよいよメルヴィルは気が狂ったとも言われた、いわく付きの作品のはずだけど、…
このレビューはネタバレを含みます
・いつもロメールやルビッチといった軽いタッチの恋愛映画を好んで観てるから、久しぶりにカラックス作品を観ると破滅的なほどヘヴィな愛に異文化交流してる気分になる(?)
・悲しい色のニットで顔を隠してキス…
このレビューはネタバレを含みます
5年間観たいと思っていたものの手段がなく諦めていたけど今日ようやく観れた!破滅へ大疾走するドラマ。ポッと出の女に男を奪われるのが『汚れた血』と似ていた。イザベルはファム・ファタルのお手本みたいなヒロ…
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