快楽とか無謀な瞬間とかより長回しを多用していない印象だが、長回しとカット割りの塩梅が良く注意してないと切れ目とか全然わからないくらい流麗なのが流石。
紙吹雪から雪への転換とか、単純だけどグッと来る…
ラストはあんまり好みじゃないけど他はめちゃくちゃ好き。
特に違う時間と空間をダンスでつなぐ一連のシーンとかストーリーの小さな反復とか破いた手紙が雪に変わるシーンとかめちゃくちゃ良かった。
1つのもの…
上下左右に滑らかに動き回るカメラワークはやはり美しい。 上階での階段を昇り降りする様子を映した後、一気にパンして下階を映すカメラワークが印象的。映像がずっと同じ調子なので若干の単調さを感じないではな…
>>続きを読む偉大なるコメディアン、ジャン・ロシュフォールの死に埋もれる形とはなったが、昨年、ダニエル・ダリューが静かに息を引き取った。享年100歳(あのケネディ大統領と同い年!)。トーキーの出現とともに銀幕デビ…
>>続きを読む頭カラッポなダニエル・ダリューの浅慮すぎる嘘がガリガリとドラマを駆動していくのがかなりおもしろい。時空を超越するダンス、隔てられた夫婦の寝室、雪へと変貌する紙吹雪も最高。人もクルクル回り、カメラもク…
>>続きを読むオープニングの鏡台やクローゼットを移ろうカメラだけでもなんだかわくわくする。贅沢妻のしょうもない狂言に始まる軽い笑い話かと思いきや、彼女がひとりで歩く海辺、車窓からばら蒔かれた手紙と雪、決闘場に響く…
>>続きを読む爆睡し申し上げたがみなさんが言及しているカットをだいたい見ることに成功し、映画をミニマムに楽しみました(?)。いぬと馬の共演もあった気がしましたがおぼろげなのでタグをつけるのはやめます。あと夜勤明け…
>>続きを読む豪華絢爛な社交界、ダニエル・ダリューとシャルル・ボワイエの気品ある顔立ちが似合う…。
そしてボワイエは影のある頭のいい策略家という役どころが似合う!
話が途中でこんがらかりそうになるけど(笑)、…