フランツ・カフカの名作小説を、オーソン・ウェルズが現代に舞台を移して映画化。モノクロ映像の光と影をコントラスト満点に利かせながら、悪夢めいた近未来風の世界を幻惑的に描くウェルズらしい映像センスが光る…
>>続きを読むTHE TRAIAL 1963年 モノクロ 118分 F・カフカ原作。銀行員ヨーゼフ・Kは目覚めると突然逮捕される。何の罪かも知らされず、ただ「有罪は免れない」身となってしまう。強い不安、焦りを感じ…
>>続きを読む"K"(アンソニー・パーキンス)と呼ばれる平凡な銀行員の自宅を突然、警察と検事が寝込みを襲うように訪れ、理由もなく起訴され、裁判を受けさせられる悲劇。夢なのか、現実なのか…。弁護士(O・ウェルズ)は…
>>続きを読む「この話は悪夢の論理だ」冒頭テロップが示す通り展開無茶苦茶。気が落ち込むような音楽から始まり、無実で捕まった男が迷走して行く先々で美女に言い寄られる「悪い夢か良い夢か」、まさにカフカの不条理世界。
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罪状も明かされぬまま逮捕されたK(アンソニー・パーキンス)の不条理物語。
フランツ・カフカ著『審判』の映画化。
『市民ケーン』以降、ハリウッドでの活動が困難になったオーソン・ウェルズの監督作品。…
男が目覚めると警察からお前は逮捕されていると言われる。そして罪は明かされない。
男はなんの罪を犯したのか、もしくは犯してないのか。
始めは、人間の原罪的な事なのかな?とかこの人は死んでしまって、…
白黒のダイナミックで美しく凝りまくった映像ながら、さすがにカフカとオーソン・ウェルズを掛け合わせただかあってブッ飛び感が半端ないです…コレもカオスって言うのですかね?
理不尽な状況に置かれ追い詰め…
カフカと聞いてはいたけれど、途中までマジメに内容を追っていたので2時間はキツかった(笑) これはとことん映像を愛でる作品だったのだ。最初からそう見てたら☆4だったかも。
とはいえ2回目に行く気はし…