結構小津作品の中では過激な映画だったな。お姉さんの早口イジワル言葉がすごい怖かったし、次男がみんなを論破していくシーンは小津版の家族ゲームのように思えた。
最後のオチは最高でしたね、、。恥ずかしくて…
まぁ面白かった。最初に提示される苗木と九官鳥は、転々とする母と節子の所在を示すモチーフとして機能していた。最初の場面で撮った家族写真そのものを見せなかったのも意図的に感じる。あからさまに、当時のブル…
>>続きを読む"何事もお互い様"、その取り戻し方が超粋。
手っ取り早いこの乱暴を、悪いことと思わない。真の思いやり。わかる相手のみで。
かわいいかわいいラスト。
(字幕をご用意いただければなお幸いです)
このレビューはネタバレを含みます
いやー、冒頭ノイズでまったく台詞が聞き取れなくてどうなることかと思いましたが…やっぱり小津監督すばらしい映画をお撮りになりますねえ。
これ1941年の作品ですか、信じられない。
そこそこのお金持ち…
①2022.0118☆4.0@家
「安くて美味しいもの」
「そう、それよ。そして沢山あるもの。これが大事よ」
沢山の意味が含まれてるこの台詞にグッとくる。
色々なものが詰め込めこまれた、これが洗…
たくさんの小津映画を見たことがあるわけでないが、戸田家の兄弟を見てストーリーの感じは完全に東京物語を思い出してしまう。
東京物語は戦後の話で、戦後だから家族が核家族化していく様を描いているのか思った…
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