自転車泥棒に投稿された感想・評価 - 158ページ目

『自転車泥棒』に投稿された感想・評価

YuukiImazu

YuukiImazuの感想・評価

4.0

ある家族を通し、先の見えない庶民の生活の中に宿る光を見出し、暖かい眼差しを向けている。第二次世界大戦後の貧困にあえぐイタリアの現実を直視したネオリアリズモ(新写実主義)代表作。

仕事を求める人々で…

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385

385の感想・評価

4.0

食べるため、生きるために必死だった大戦後のこの話を、物が溢れているのが当たり前の環境にいる私が「すごくリアルな映画だった」とか言うのは少し陳腐な気がする。それでも自分1人だけでなく家族の命を背負って…

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nineko

ninekoの感想・評価

4.0

ハッピーエンドでもなければバッドエンドでもなく、何となく予想していたお涙頂戴的展開でもなかった。これぞリアリズム。「生きていれば何とかなるさ」......その通りだろう。だが、「何とか」するための踏…

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映画男

映画男の感想・評価

5.0

貧乏家族の切ない物語。ハッピーエンドで終わる映画だと思いながら観ていたから、この終わり方は動揺した。哀しすぎる。例えるならロッキーのラストでアポロにノックアウトされて終わった感じだ。これが、現実なの…

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masayaan

masayaanの感想・評価

4.0
自転車を盗まれ、犯人を捜すというだけの話がここまでの映画になるとは。失業者の溢れる時勢にあっても大文字の社会派に寄らず、ミニマムな不条理を描き切る、タフなリアリズム。あの子どもはどう育つのだろう?
戦争で不況真っ只中のイタリア。
盗まれた自転車を息子と一緒に探し歩いて行くのだけど、当時はそれだけ自転車高価だったのかな。
なんか哀れみの想いでこの映画観てたな。
ラストのが切なさはトップクラス。
shuji

shujiの感想・評価

3.9
ネオレアリズモの代表作。トラックの中で運転手が言うセリフが印象的。雨がやまないんだよ、、、
Moe

Moeの感想・評価

4.5
意外な結末。
救われない結末に、ある意味こちらが救われる。
人生うまくいかなくて当たり前。

不思議なんだけれど、最後まで全く飽きない。特に映像的な凄みは僕には読み取れなかったけれど、シンプルなシナリオで約90分全く飽きなかった。
僕がこの映画で1番すごいと思ったのは、息子役の子の芝居の表現…

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なおみ

なおみの感想・評価

3.7
ただただ盗まれた自転車を探した末、衝撃の結末。
こういうシンプルなお話求めてた!

昔の白黒映画で大きな事件もないのに飽きずに見られるのは、息子ブルーノの存在か。

人間の本質を見たようでした。

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