斬るの作品情報・感想・評価

斬る1962年製作の映画)

製作国:

上映時間:71分

ジャンル:

3.7

『斬る』に投稿された感想・評価

原題『斬る』 (1962)

監督 : 三隅研次
脚本 : 新藤兼人
撮影 : 本多省三
編集 : 菅沼完二
音楽 : 斎藤一郎
出演 : 市川雷蔵、藤村志保、渚まゆみ、他

柴田錬三郎の小説『梅一…

>>続きを読む

僅か70分の中で、数奇な生い立ちと侍として生きる事の無常を描き出す、三隅剣劇の鮮やかさが堪能できる。
縦横に動き休む事の無いカメラ、流れるような雷蔵の殺陣と幽玄とも言える眼差しの三弦の構え。
美しい…

>>続きを読む

NHK-BSPプレミアムシネマ
録画鑑賞
時代劇って、改めて観ると面白い‼️
市川雷蔵がカッコいい‼️

数奇な運命に翻弄される美剣士の半生を描く傑作時代劇。
映像と音声を修復した4Kデジタル修復版…

>>続きを読む

柴田錬三郎原作による悲運の剣士の物語を監督三隅研次、主演市川雷蔵で描く。
1時間と少しの短い上映時間ながら、この作品の密度の濃さは尋常ではない。三隅監督はまだ40代前半の若さでこうした作品を描くこと…

>>続きを読む

冒頭からショット冴えまくりで、藤村志保狂いまくりで最高のスタートでした。話はなかなか救いようのない悲惨な話で辛くなるものの、ラスト襲撃されて雷蔵が高官を探すシーンが圧巻でした。襖の開け閉めをいろんな…

>>続きを読む

ところどころ、新藤脚本の味もちりばめつつ、スタイリッシュに、哀しく、儚く物語は進みます。が、それだけ。作品全体のキーとなっている「出生の秘密」の回収方法も唐突。期待はずれかなぁと感じつつも、最後まで…

>>続きを読む
yosaka
4.0
妖気漂う剣でバッサバッサと敵を斬るスッキリ系時代劇かと思ったのだが、予想に反してシリアスで内面的な展開。本作でのピンと張り詰めた緊張感のある雷蔵の剣の構えは迫力満点。それにしてもこの映像美はどうだ。

黒澤明「椿三十郎」で時代劇に革命を齎した、椿三十郎三船敏郎が室戸半兵衛仲代達矢を一刀両断で血飛沫が吹き出すアクション名場面と、同年、その対局にある三隅研次監督の本作は、幕府大目付松平大炊頭柳永二郎側…

>>続きを読む
らぷ
3.5

タイトル通り、何人もの人を斬りました。強そうな相手も意外とあっさりと。
あの3人の女性の生き様を考えたのなら、妻を娶るきにはなるまい。巻き込みたくはないものね。

ラストは意外だった。と言うか、無事…

>>続きを読む
ひば
4.3

こんなオープニングクレジットあってたまるかよ。「悲しい運命の星を背負った子」って言われたとき、star-crossed…?シェイクスピア…?となったが、確かに女3人(父も3人)との巡り合わせの話だっ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事