「地獄の入り口で待ってるぜ」
痺れる…。
黒澤映画はどれも迫力があり、一度劇場で観てみたいと思う作品ばかり。
今回は特に、音楽に驚きました。
シンバルをすり合わせる音に合わせて、三十郎と卯之助率…
久々の黒澤映画。やはり黒澤明の演出には神がかったものがある。巧妙に演出された砂塵の中を歩く三船敏郎のカッコいいこと。西部劇に多分に影響を受けていると思うんだけど、本作をセルジオ・レオーネがリメイクし…
>>続きを読むヤクザ同士の喧嘩に巻き込まれる人情に厚い男が平和のために奔走する娯楽作品。終盤までどう話が転ぶかわからない冗長がない完璧とも言えるストーリーに引き込まれた。三船敏郎の抜刀,殺陣,納刀での無駄なき所作…
>>続きを読む上手すぎる娯楽作。飯屋での状況説明パートのスマートさ。板を外す動きが大事、普通の窓じゃこんなに面白くない気がする。
もちろん三船敏郎はかっこいい。アウトローな魅力。囚われた女を逃すときの破壊っぷり…
ある宿場にやってきた三十郎は飯屋の権爺にヤクザ同士の争いがあるから早く出ていけと言われる。
しかし宿場町を気に入った三十郎はこの町を平和にしてみせると言い出した。
「椿三十郎」を先に観てしまったと…
2時間未満の上映時間でこの迫力、スピード感と緊張感、そしてドラマ。
純粋なエンタメ活劇でありながら、救われた小平とぬいが感謝するドラマティックなシーンも見られる幅の広さ。
映像作品としての質も素晴ら…
三船敏郎演じる流人の、桑畑三十郎がこの村にやってきたばかりの、目の芝居が実に魅力的で、その後の芝居や殺陣、立ち姿やキャラクターの作り方、そして本人の魅力で完全に魅了されてしまった。
丸顔に憧れてい…