そこらじゅうで聞き飽きるほど言われてることだけど、子供の時の想像力って縛られるものが少なくて自由だったよなー。
アレクサンデルは齢10にして厳しい経験をしすぎ。例のごとくというか、アレクサンデルにと…
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寝なかった自分に感心した。映画館で周囲の皆さんが飲んでいた珈琲の香りのお陰だろうか。
仮面(ペルソナ)は多い方がいいと心理学の教授に教わったのを思い出した。
そういえば仮面/ペルソナの監督だった。…
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俗世に嫌気が差して、聖職者のもとに嫁に行ったら子供が虐待された話。ベルイマンでは、演劇というは俗世のモチーフなのか。コミカルにつくられており、何が起こるかわからないことに対して怒るよりは、笑う方がい…
>>続きを読む宗教や哲学要素を土台に、でも普遍的さを醸し出しながら人間の内面や人の営みを描く5時間超えの超大作。緩急のある映像が綺麗で心奪われる。現実と異界の線上を漂うような摩訶不思議な美しさ(赤)、対象的に北欧…
>>続きを読む5部構成から成るイングマール・ベルイマンの集大成的叙事詩。
親ガチャでスーパーレアカードを引いたかのような、幸せのバラに包まれた第1部。
父の死をきっかけに奈落の底へと落ちる少年時代。
少年ア…
何度でも観たい5時間超えのベルイマン劇場。
ファニーとアレクサンデル、2人の兄妹から見たエクダール家の喜怒哀楽、栄枯盛衰、家族団欒、そしてたまに一家離散。それは人生の痛みを描くベルイマン監督の自叙…
鑑賞記録。
イングマール・ベルイマン。
五時間版。
2023年のニューイヤーシネマに選んだが、徹底的な舞台美術や哲学性と云った長所よりも、冗長さが目立つ。
─そもそもファニーは余りストーリーに絡ま…
あなたをさらっていった幾重もの眠気の波が、わたしの耳もとに這いより、瞼や頬をすべり落ち、あたまの奥にまで、やがて届きはじめる。風と風とがもつれあい、窓を外側から叩くけれど、その間隔もすこしずつ意味を…
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