普段2h作品ですらゼェゼェ言ってる身としては5h超えなんてとてもじゃないけど自宅で鑑賞できる耐性がないので、日本最終上映になんとか滑り込んで観た。
長尺だけども5部構成だったのと途中休憩も挟んだため…
死の恐怖と倦怠、神の沈黙(白)は舞台装置の刹那の愉楽(赤)を飲み込む。少年は現実の崩壊を目の当たりにし、白き沈黙の痛苦に慄然とした。赤と白、少年は舞台装置を解体し、想像力の翼によって次の行へと、美し…
>>続きを読む凄いものを観た。タイトルから兄妹2人の話なのかと思っていたらゴッドファーザーばりの一族の物語だった。個性豊かな登場人物の描き分けも見事。どのシーンを切り取っても画が美しく まるで映画に誘われるような…
>>続きを読む悲しい映画だ…キラキラしてた思い出すらも忘れてしまうくらい苦しかった。画面の端から端まで全部めちゃめちゃ凄いけど5時間前後はもう映画館で観ないと決めたさすがにアタマとオナカがもたない…最後のスピーチ…
>>続きを読むストーリーの本筋はわかるがその先にあるものはよく理解できなかった。いろんな教養を私が持ち合わせておらず…。第2部の後半あたりから話が面白く感じたがやっぱり長い。
精神的にも経済的にも崩壊しかけてい…
DAU退行以来の長丁場。5時間。。。。全く寝なかったしすげえ好きだった。鏡の中に〜が1番好きだと思ってたけどこっちのがいいわ。長いから好き要素も増えるというかww
クズ男は万国共通だし「上流」に求…
理性と本能。
抑圧と放埒。
キリスト教倫理思想と檻の向こう側。
宗教と演劇。
禁欲と愛欲。
俗事と芸術。
病と健康。
現実と逃避。
疚しい良心と率直な欲望。
これぞベルイマン監督というようなテ…
このレビューはネタバレを含みます
5時間という長尺かつ物語の密度がとても高かったです!!
あまりまとまりがない感想になってしまいましたが印象に残った点を記録しておこうと思います!
まずはそのビジュアルや映像の流れ方がとても魅力的…
人生の浮き沈みと、それでもある瞬間を楽しむ、みたいなのをスウェーデンの大女優の一族の物語をもとに大長編で描いているんだけど、実際相当に長い。ベルイマンお得意の精神世界に深掘りしていくような映像表現な…
>>続きを読む 前半はエクダール一族の幸せなクリスマスのひとときを延々と描く。北欧の人形や家具、料理、ギャグのセンス、言葉の響きが目に耳に優しい。
そこで示される親族の面々の悲喜交々が愛おしいと思えるほど、母子…