そしてサクリファイスへと至る。
そんな格言がある作品。
タルコフスキー好きとしては最後に見たいそんな作品です。
ソラリスから始まり、鏡、ストーカー、ノスタルジアを経て。
世界を嘆き、世界を変えようと…
30年も前の作品とは思えない洗練された映像美。長回しが多くまるで舞台を見ているよう。キリスト教の受難や終末を描いているようでいてしかしそれ以外の何かがあるような…舞台であるスウェーデンのゴトランド島…
>>続きを読むベルギーから日本に旅行に来ている男の子に会った。彼はありとあらゆる偉大な思想家や哲学者や詩人を読み漁った末に「穴にはまった」人間である。
一度そんなことを考え始めると毎日考えてしまってもう抜けられな…
坂本龍一氏を中心とし、アーティストのゆるやかな連携を標榜しスタートしたプロジェクト、commmonsの10周年記念イベント"健康音楽”の一環である「爆音映画祭」に行って来ました。
最初に断っておき…
このレビューはネタバレを含みます
核戦争勃発から、その戦争回避までのシークエンスを主人公の妄想と捉えると、しっくりくる。その間の薄暗い画像はまるでモノクロームのように映えて何とも美しい。
そして終盤の炎の凄まじい迫力!
哲学的なこ…
タルコフスキー作品初鑑賞。
今まで観てきた映画作品とは全く別ものという印象。
なるほど、それでものすごく評価されているんだなぁ。
文学的かつ哲学的。
だから眠くなる。
でも映像だけでこんなにも文学的…
50歳の誕生日を迎える元俳優の男は 今は田舎で家族や召使と静かに暮らしている。そんな祝いの日にTVで自国の戦争勃発を知る…。「それでも受け入れるな 守り通せ さもないと何も続かない」沈黙こそ真理なら…
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