国家の威信をかけたプロジェクトの陰にある個人の暮らしを忘れてはならない。国家の名のもとに真実が隠蔽され、名もなき人々の血が流されてきたことは、多くの歴史が物語っている。「国家のために」という都合のい…
>>続きを読む宇宙開発に見る理想とその危うさに苦悩し、自身の描く思想に押し潰された一人の男の話。
時代背景もあり、登場する人々が理想に固執する姿が物悲しく痛ましい。繰り返される概念的言葉の数々はタルコフスキー…
神々のたそがれでも思ったけど、今作もひたすら人物が行ったり来たりの独特なカメラワークというか構図が印象的。ハッとするほど綺麗なシーンも多々あり。
ストーリーは単純ですが、段々落ちていく。
けど、あぁ…
『神々のたそがれ』』、アレクセイ・ゲルマン監督の息子さんの作品。2008年、ヴェネツィア映画祭監督賞受賞作。ユーリ・ガガーリンが宇宙に飛ぶまでの6週間が、宇宙飛行士の健康管理に携わる医者の目線から描…
>>続きを読む日本では劇場未公開となった2008年ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞のロシア映画
ガガーリンと医者、その妻と愛人
旧ソ連の宇宙開発物と思いきや
宇宙開発計画に携わる医者がジリジリと神経をすり減らして…
1963年のソ連が舞台。宇宙飛行士計画に従事している医者のダーニャは将来の宇宙飛行士を育成するべく、候補である士官達の健康管理の責任者であり、宇宙にいく士官を決める決定権を持っていた。
しかし、…
アフレコなのがどうしても気になってしまうところが何箇所かあった
とにかく霧と靄が映える映画
宇宙飛行士が記念写真を撮っているのを背景にして人の会話を撮っているカットが綺麗で、カメラの向け方と人の配置…