トスカーナの贋作の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 3ページ目

　フィクションと現実を脱構築する独自の手法を切り開いた巨匠キアロスタミの2010年代を代表する一作。素朴なイランの風景から遠く離れて、舞台はイタリア。本物と贋作、過去と現在、男と女などといった複数の…

【アイデア倒れ】

アイデアとしては悪くない映画だと思うのですが、どうもうまくいっているとは思われない。

主人公二人は中年ながらハンサムと美女だし、イタリアのトスカナ地方が舞台となれば背景の美しさ…

偶然に出会い、ひょんなことから偽りの夫婦を演じているかに思われた一組の男女を主人公に、彼らの会話から浮かび上がってくる２人の不可解な関係を描く。

イタリアの南トスカーナ地方の小さな村を訪れたイギ…

不思議な会話劇！
ほぼこの男女の会話を聞かされているだけなのに、集中して楽しめちゃった✨
ウディ・アレン作品に出てくる人たちがしそうなお話（愛や芸術についての議論）を延々としていた😆
タイトルにもあ…

ちょっと凄すぎないか…？
本物/偽物の二元論的な価値観からそれらが捨象されあらゆる境界が曖昧になった世界で、その日初めて出会った(とされる)男女が「15年連れ添った倦怠夫婦」を演じることになり…とい…

これおもろいんかな……と思ってる時間からふいに「わー！！キアロスタミ！！キアロスタミ！！愛してるよ！！」となる瞬間がやってくる
演じること、虚構の時間を生きること、濱口竜介が10年代ベストにあげて…

大人の男女の会話劇？
なんでこの内容が飽きずに見られちゃうんだろう？何も特別なこと話してるわけじゃないのに。
主演２人の演技がすごいのかなあ？
わたしジュリエット・ビノシュってちょっと苦手とか思って…

2010年フランス･イタリア合作。「桜桃の味」「友だちのうちはどこ?」などのアッバス・キアロスタミ監督作品。

予想以上に良かった!!

有名男性作家の講演会に行ったファンの女性が、お礼として自己所…

カンヌ女優賞！
なるほどね！という感じの脚本
"贋作"がテーマの本作だが、それについて話されるというより、贋作はメタファーというか。

「本物より美しい贋作」というセリフに、違和感はあるが、それほど…