イタリア 南トスカーナ
小さな村で出逢った男と女——
"本物より美しき贋作を"
何が真実なのかわからなくなってくる
見方を変えればもっと自由になれる?
映画ど素人の私ですが 流れる映像の…
不思議な作品だった。
キアロスタミ監督がイタリアで撮ったラブストーリー。「贋作」がキーワードで、たびたび会話にも出てきます。
英国人作家が講演でイタリアを訪れる。そこで初めて会った女とトスカーナの…
本物よりも美しい贋作。
現実より真実味のある演技。
そんな矛盾を主題に、キアロスタミがイタリアで撮影したなかなか惹きつけられる一作。ほとんど初対面の中年男女が、成り行きで長年の夫婦を演じるという変…
2010年カンヌ国際映画祭 女優賞(ジュリエット・ビノシュ) 受賞作
上質な大人の痴話喧嘩。
偽り(贋作)と真実(オリジナル)。
何の根拠をもってモノ、コトを、その二つに振り分けているのか考えさせ…
ヒロインのジュリエット・ビノシュやルチニャーノの美しい風景などは良かった。しかし、偽りの夫婦を演じるきっかけ自体が唐突すぎて既に意味不明。最後まで独特な感じのストーリーについていくことが全くできなか…
>>続きを読む主演がビノシュというスターであることからも明らかなように、この映画の虚実うんぬんってのは結局映画の内部でのみ起こっていることで、その点では『友だちのうちはどこ』〜『オリーブの林を抜けて』とはだいぶ事…
>>続きを読むやっと観れた
真実と虚像と、みたいな主題は一貫して好き
「本物の贋作」という価値の面白さ、わたしにも分かるよ、とジュリエットビノシュに伝えたい。
理屈っぽい「夫」の言い分も、抽象的なものを大事…