巨匠デヴィッド・リーンが描いた不倫映画の傑作
夫フレッドがローラからアレックの話を聞いても一つ返事なんの反発も示さずクロスワードパズルに夢中なのが結構リアルだなと思った笑
ローラが妻としても母として…
記念すべき第1回パルム・ドール受賞作。
監督が『戦場にかける橋』『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバゴ』などの長編作品を撮ったデヴィッド・リーンだったのが意外。
お互いに配偶者がいるローラとア…
恋心と罪悪感とのせめぎ合いがリアルです。鏡越しに夫に初めて嘘をつくシーンはしびれました。不倫ものですが、極端な盛り上がりも破滅もなく節度があり、上品な雰囲気さえあります。ラストの、安易でドラマチック…
>>続きを読む素晴らしい名作だった!
「ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番」が流れる度に、浅田真央ちゃんのソチのフリーを思い出したが(あの演技を観て何度泣いたことか)この曲がとても効果的に使われていた。
道ならぬ…
このレビューはネタバレを含みます
2020/5/17
1945年イギリス映画。
日本の終戦の年にこんな映画作ってたのかとちょっと驚き。
ふとした事がきっかけで知り合った、主婦と医者の2ヶ月にわたる逢びきの話。
結局、医者は南アフリカ…
このレビューはネタバレを含みます
60分ぐらいまでは割とテンポよく物語が進んでいたように思うのだが、そこからの展開があまりなく、少々後味の悪い印象を受けたのは私だけだろうか。そこもひっくるめてイギリス映画の味、、と言えばそれまでなの…
>>続きを読むいわゆる不倫の話ではあるが、純愛ゆえのロマンチックさにやっぱりときめく。
この作品は、過去を回想する主人公の女性視点から語られる。
過去へと遡る時間軸の動きにより、冒頭に描かれる「現在」がラストにま…