人情紙風船の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 11ページ目

『人情紙風船』に投稿された感想・評価

ふかい

ふかいの感想・評価

4.2

次々と場面の主役が入れ替わっていく構成が集中力を要求されて気持ち良い。リマスターだからか「水に浮かぶ紙風船」がアマプラよりも段違いでクリアに見える。やはり至高なのは2階からの飛び降りワンショットと、…

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【まさに紙風船のような人々の繋がりを描く、江戸時代の下町の日々をドキュメンタリータッチで切り取ったようなリアルさを持つ、個人的に新感覚の時代劇】

なんでしょう、この感覚。うまく言えないのですが、ど…

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ねくろ

ねくろの感想・評価

4.0
ラストは思わず手を組んで見てしまった。深いため息と共に…タイトルの人情紙風船。人情は紙風船のよう。
昼行灯

昼行灯の感想・評価

3.9

水路にぽつんと転がっていく紙風船が人情の浅薄さによって消えた夫婦の命のようで虚しい。奥さんが内職でせっせと紙風船を作るけど、それは泡になって消えてしまった。

場面転換の際に変わったオーバーラップを…

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えり子

えり子の感想・評価

3.8
山中貞雄監督、27歳の遺作。
熟練の演出でした。
前進座の方々が出演していて、勘右衛門さん、霧立登さん、の演技いいですね。
人情は紙風船のようですね。
悲しいわ。

始まりはまるで落語。チャキチャキした江戸っ子の軽妙な掛け合いが面白い。長屋の町人達の野次馬根性、噂話、人の不幸も酒の肴。通夜の席で大騒ぎ。

長屋の気っ風のいい町人と愚直な浪人との対比や、一人金儲け…

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百万両

百万両の感想・評価

4.0

ニュープリント?デジタル処理?で声がちゃんと聞こえる。
改めて見るとところどころストーリー展開、キャラクターの性格の整合性とか怪しい感じもするがそれを吹き飛ばす演出の切れ。
「栴檀は双葉より芳し」!…

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出直してきます!!!

せっかくフォロワーさんにおススメしてもらったのに、よく分からず…。泣
いつか再挑戦しまっす!!!よろしくでっす!

この監督さん、戦争によって20代で亡くなったんだけど…。

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leyla

leylaの感想・評価

4.3

昭和12年製作、天才と言われつつも28歳という若さで戦地で病気のために亡くなった山中貞雄監督。初鑑賞です。

5年のキャリアで26本撮ったものの現存するのはたったの3本。今作は遺作になります。「人情…

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長屋が舞台の人情時代劇。

底辺で生きる人たちの悲哀が描かれています。

ただただ、やるせない。

雨の使い方が意味深です。

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