人情紙風船に投稿された感想・評価 - 6ページ目

『人情紙風船』に投稿された感想・評価

どうにも色々と自業自得に思えてしまうけど、ラストの紙風船にはとても情緒を感じる。
たけ

たけの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」で尾田栄一郎回かな?で鈴木さんがベスト映画として話してて知った。
高校生の頃、黒澤明の映画を初めて見て、聞き取れなさすぎて日本語字幕を出しながら観たことを思った。
死で始…

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ぬっこ

ぬっこの感想・評価

4.0

嫉妬と勘違いは怖いね。女が覚悟を決めた時、きらりと光る小刀。
この小刀は、河内山宗俊からの連続のようにも見える。雨での出会い。濡れる悲痛の雨と、傘で待ってる女を攫う雨。
しかし起きた出来事は、雨のよ…

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猫脳髄

猫脳髄の感想・評価

3.8

夭折の映画監督・山中貞雄の遺作にして、現存する3作品のひとつ。前作「河内山宗俊」(1936)に続き、前進座俳優を起用した時代劇である。

貧乏長屋で起こった浪人の首吊りから物語は始まる。中村翫右衛門…

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AONI

AONIの感想・評価

3.5
この世は人情紙風船。浮き沈みの激しい御時勢。ひと風吹けばサッと舞い上がるが、川に落ちでもすりゃ、そのままドンブラコ。期待で膨らんだ儚い夢も、しぼんでしまうのはあっという間。
SORA

SORAの感想・評価

3.4
何言ってるか分かんなかったけど見れた。なんか明治維新くらいで別れる気がするけど昔の日本てほんとに別の国?って感じのおおらかさあるよね。
krsone

krsoneの感想・評価

3.8

長屋に住む人々。そのそれぞれに一人一人の人生がある。
人と人との繋がり、交わり、偶然、運命、それがあの小さな場所に集約されている。
見終えた後のなんとも言えないもどかしさ。自分の人生とも少しは重ねて…

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初めての山中貞雄。着物の女性が短刀持つ絵が本当に好きで、終盤ずっとうぉぉとなっておりました。
Dana

Danaの感想・評価

4.0

様々な人の、様々な想いが、数珠繋ぎの様に繋がり、狭い長屋を行き交う。この頃の映画はシンプルで面白く、無駄な物が一切ない。

色んな登場人物がいたが、特に新三と按摩の市が好き。市のキセルの件はほんの小…

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嫌な奴にやり返してスッキリ爽快、とそんな都合の良い話ではない。やったらやり返される、という極めて現実的な捉え方をしている。
貧乏長屋という共同体の隣人として、新三と又十郎がほんの少し関わり合いを持つ…

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