ファム・ファタールを描いたことで有名なアベ・プレヴォ「マノン・レスコー」の原作を基に作られた作品です。
恋にのぼせ上がった男が娼婦気質のマノンに何度も裏切られるが、逡巡しつつも情熱のおもむくまま最…
このレビューはネタバレを含みます
展開激しくて原作から離れた部分もあったが基本は忠実で、マノンレスコーのうざったさがよく表されていた。序盤、教会の中で戦火の中マノンを助けて建物が崩壊し、二人を協会、神が冷たく見下ろしている様に感じた…
>>続きを読む【第10回ヴェネツィア映画祭 金獅子賞】
『恐怖の報酬』アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督作品。オペラやバレエなどでも有名なロマン主義小説『マノン・レスコー』の翻案作品。
主演二人がとにかく魅力的…
18世紀に執筆された小説マノン・レスコーを第二次世界大戦下に舞台を移して映画化。
ドイツ兵を相手にしていた情婦マノンをフランス兵ロベールが一目惚れして匿い、恋の逃避行を始めるが…
恋のうちは振り回…
脚本家・桂千穂さんのオールタイムベスト1。ファム・ファタールを描いた最初の文学作品「マノン・レスコー」(1731)を戦後設定で映画化。監督は「恐怖の報酬」(1953)のアンリ=ジョルジュ・クルーゾー…
>>続きを読む主演2人がボヤッとしてる(セシル・オーブリーには妙な艶めかしさを感じる)のと、ダイジェストかのような編集で、けっこう見ててつらかった。
うとうとして見ていた中学時代の蓮實さんが覚醒したという、クライ…
マノンという女性に惚れた男の話。
長い話の割に特別面白くもない。
当時の雰囲気が知ることができるのはいい。
蓮實重彦のトークが目的だったので映画はおまけ。
蓮實先生が、これから見る観客を前に、特…
導入部から詩情があって良かった。夜の海に浮かぶ船の上で慌ただしくランプが灯されると、接近するボートから難民と思しき人々が乗り込む。どうやら難民ブローカーを兼ねているらしい船乗りたちが、ユダヤ人難民…
>>続きを読む蓮實トーク付き
初の生蓮實であったが、本当にトーク力すごかった
氏はそもそもクルーゾーも今作も評価しないとのことで、何で私が今ここにいるのでしょうか笑、的に導入しつつ、幼少期の話、下ネタなど絡め、…