鉄鋼会社を手に入れようと、血で血を洗う一族の争いと、ナチスを背景にした権力闘争を描く。
1933年、ドイツで鉄鋼会社を経営する男爵の誕生日パーティが開かれる。宴の後、男爵が死体で発見され、一族の…
ツイン・ピークスっぽい。製鉄所の溶鉱炉で始まるところとか、後半の二人の死体がソファーにいるカットとか、赤を基調にしたセットとか、出てくる女性の雰囲気とか。
映画が進むにつれて登場人物が絞られて行って…
ナチズムの台頭。第二次世界大戦への緊迫感漂う1930年代前半のドイツ国内。権力欲、支配欲、謀略、粛清、屈服、憎悪、報復、”力への意志”の飽くなき闘争は内外明けても暮れても。激動していく時代。そんな貪…
>>続きを読む遅ればせながら初ヴィスコンティ
何度も寝落ちしながら数日かけて観た
高尚で難解なイメージを勝手に持っていたが、登場人物の多さと家族関係/利害関係のちょっとした混み入りを乗り越えられれば骨太なスト…
ナチスが台頭するドイツでの没落する鉄工王国一家の悲劇。ヴィスコンティ映画なだけあって自分には難解で、でも荘厳なのはわかる。シャーロット・ランプリングとヘルムート・バーガーがとても美しい。人々の欲望同…
>>続きを読む