『博士の異常な愛情』にそっくりなシドニー・ルメット監督作品である。
製作年も同じ年。
アメリカの水爆搭載した軍用機が、機械の故障で「モスクワに水爆を落とせ」という指令を受けて、4機が水爆落としに向…
例の別作品も視聴済みですが、それとはまた違った印象の冷戦映画です。
政治劇がきちんとしているし、軍用設備などの説明もあります。
爆弾を投下するシーンはありませんが、音で絶望を感じさせます。
この世に…
博士の異常な愛情に似てるとは思いましたが、こっちのほうが先だよな?と思っていたらまさかの同年公開でしかも裁判やって負けてる?みたいな話が出てきてびっくりしました。
個人的には本作のほうが好きです。よ…
好きな作品に出会うと体と心が洗われます
オープニングからオォ!ってなりました
かなりの映像美の世界がカッコ良かった
とても人間的で心理描写が繊細
チェコの「IKARIE-BX1」の雰囲気
最先端技…
モノクロ映像で音楽一切なし。独特の緊張感が漂う冷戦時代のシリアス度満点な作品です。
クライマックスの耳を塞ぎたくなるような「キ~~ン」とした持続音が、あらゆる音楽よりも絶望感を強く表し、ある意味「博…
このレビューはネタバレを含みます
戦争は人が生み出し、もたらし、結局人が足掻く、それ自体がなんて皮肉
もたらされる結果はあまりにも破壊的な絶句
しかし大統領がこんな決断をするなんて、そんなことなどないとわかっている上での物語な気もす…
いったい人は戦争を通じて何と戦っているのか。
冷戦真っ只中のアメリカとソ連。
機械の誤作動によって水爆を積んだアメリカの爆撃機がモスクワに向かってしまう。
通信手段も妨害され、このままでは世界を…
緊張のやり取り。
大統領と通訳のコミュニケーション、各登場人物の心情表現が良い。
現代にも言える、技術発達に人間の精神はどう変化を求められるのかという問題。
人は心がある故に正解も間違いも同時に存…