【ヒロシマとヌーヴェル】
何と斬新な作品…!冒頭の広島原爆投下の写真、平和公園、資料館などの映像との間に、男女の絡み合う肉体の映像が割り込んでくる。相反する2つの種類の映像が意外にもしっくり。
第二…
このレビューはネタバレを含みます
オシャレなフランス風ヒ・ロ・シ・マ。
パリジェンヌのサッポロビール一気飲みの不思議な色気を味わえる。
不倫愛と原爆とドイツ兵、噛み合わせが悪すぎる変な内容の映画。
ただ、観念的な台詞廻し&空間を…
若かりし頃恋人を失くした故郷の"ヌベール"と原爆により多くの犠牲者を出した"広島"。二つの死の土地。
それぞれの場所で恋をした二人の男を一つに重ね、故郷で共に死んだはずの「女」は広島でその恋人との…
昨夜の歓送迎会の為、鼻詰まりがひどく、ちょっとポーッとなりながら視聴。
だから、余計に読み取るのが難しかった。
テーマは「忘却」なのだろうか、、
戦後14年経ったヒロシマで出逢ったフランスの女…
「二十四時間の情事」
レネが前作"夜と霧"に引き続き選んだ重く重要な真実。本作は広島に関して語る不可能性を伝えてる…俳優らの台詞で一目瞭然。そもそも広島に起きた恐怖の悲劇を映像で表現する事は絶…
女はそれを「見た」という。
女はそれを「知ってる」という。
女はそれを「理解した」という。
しかし男はそれを「見ていない」という。
夜更け。
あるホテルで男女が抱擁し、情事に耽るなか語りあ…
Je sais, j’ai tous vu. Non tu ne sais pas, tu n’as rien vu. 見た後にこれを突きつけられた。私はこの映画を見たようで見ていないし解ったようで…
>>続きを読む映画としてヒロシマを再現する事は意味は無い。記録や証言を通してヒロシマを「知る」事は出来るが、それは「理解」ではない。戦争で降りかかった痛みや喪失こそが現実であり、その個人の現実としての戦争は記録と…
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