凄い。凄すぎる脚本。まず時系列の巧さ。『レザボアドッグス』や『パルプフィクション』のような複雑に絡む時系列。そして3組の親子の絡むようで絡まない運命のストーリー構成は『マグノリア』や『アメリカンスリ…
>>続きを読む2012-05-12
ちょっと消化不足かな。時系列をゴチャゴチャにする必要があったのかな?物語の線と線が微妙にすれ違うのにヤキモキしてしまいました。わざとなんでしょうけど。人生ってそんなものなん…
『女は二度決断する』『50年後のボクたちは』が良かったので観てみた、ファティ・アキン監督作。この作品も良かった。
3組の親子にまつわる人間模様と、運命のすれ違いが切ない。
普通の映画ならここでうま…
大好きな映画の一つになった。
3組の親子が、ドイツ・トルコの二つの国に跨って交差する話。
邦題の「そして、私たちは愛に帰る」ってすごくいい。世の中は理不尽で、納得のいかないことの方が多いかもしれな…
このレビューはネタバレを含みます
世界は思っている程には広くなくて、
だけど会いたい人には会えなくて。
私たちは運命に翻弄されている。
トルコとドイツのふたつの国をまたぎ、3組の親子が出会いすれ違い交差する。
ファティ・アキン監…
ドイツとトルコを舞台に3組の親子が交錯しながら物語が進んで行きます。
3章に別れてまして、
毎度「●●の死」っつってタイトルが出るので
「あ、この人この後死ぬんだ…。元気そうなのに…」とハラハラし…
あそこで彼がポスターを剥がさなかったら、すべてが一つにつながりすっきりとするのだろう。だが、むしろそうならなかったのがリアルで好い。▼娘と仲違いしたまま先立たれた知人の母親の優しさと強さに触れて、彼…
>>続きを読む3つの親子それぞれがトルコとドイツの国境国籍を越えて繋がっていく。トルコ社会とドイツ社会双方が抱える問題を浮き彫りにしている。どの親子も片親なんだよね。政治だけじゃなく家族に注目して観ることもできる…
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