この手で美を創り出さんと苦悩する音楽家が、生まれながらにして美を体現する少年と出会ってしまう。美少年映画の金字塔にして、後年明らかになった問題も含めて業の深い1本。70年代の少女漫画に与えた影響が甚…
>>続きを読む1971年のルキノ・ヴィスコンティ監督作品。ビョルン・アンドレセンのドキュメント観たので久々に鑑賞。
老作曲家のグスタフは娘を失い作品を酷評されたストレスから静養のためベニスを訪れ、理想の美を体現…
スタッフを男性同性愛者で固め、15歳のビョルンを獲物としか見ていないゲイコミュニティに投げ込んで尊厳を奪い、カンヌでは16歳になって少年らしさが失われ始めたビョルンを報道陣の前で徹底的にこきおろし、…
>>続きを読むまるで美の象徴であるかのようなひとりの人間が、ひとりの老人の中に美への強烈な渇望感を生み出す。それは、一度その手にあって失ってしまったものも含めて、もう決して手の届かない全ての美に対する渇望感。最初…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
芸術家のおじさんが療養先のベニスで美少年に一目惚れ。
その頃ベニスにはコレラが蔓延し始める。
観光地であるベニスではその事をふせていたが、おじさんはある者から聞き出し、美少年家族にベニスから出ていく…
老作曲家が美少年の虜になって死ぬBL映画。本作の同性愛描写は〝見る〟だけだが……本作の映像美を支えるビョルン・アンドレセン、ヴェネツィアの高級ホテルや海岸で妖精のように遊ぶ彼の姿は、世界一の美少年と…
>>続きを読む大胆なシーンなんて一つもないうえに何ならプラトニックラブなのにとてつもない色気が溢れすぎている不思議な映画。とにかく綺麗でぽーっとした。
最後に目に映る景色が世にも美しすぎて、自分の死に際にも好き…