1900年代初頭。健康に不安を抱える初老の作曲家で、静養を目的に訪れたヴェネツィアで偶然目にしたポーランド貴族の少年タッジオのあまりの美しさに心を囚われたグスタフ・フォン・アッシェンバッハ。すっかり…
>>続きを読むこの映画の何が凄いって
起承転結も説明も何も無いのに映画として成立していること
全体に漂うジト〜ッとした空気は気持ち悪くて笑けてくるレベル
前〜中盤はドラマがあっからまだしも
中盤以降はただただ気…
このレビューはネタバレを含みます
人生に疲れてる作曲家グスタフは静養に訪れたベニスで美少年タージオに出逢い心を奪われる。
美少年なら誰でも好きな事象とは異なりそう、美だから。
芸術性を極めてるような描き方、ダークボガードが演じる心境…
最後まで曖昧な雰囲気が続くストーリー。
内容を全て理解出来なかったが、静養先のホテルで少年に魅せられ、今までなかった経験をした事は彼にとって幸せだったのだろう。
荷物の移送先があった時のアシェンバ…
「平凡」から生み出す美しさしか自分の中に無かったからこそ「非凡」から生まれてくる美しさに惹かれて独占したくなったんだろうなぁ
だから自分を良く見せようと着飾ったけど、それはハリボテでしか無くて、結局…
借りてたレンタルDVDもきっちり期間内に消化してポストに投函し、息抜きにスピルバーグ作品とケリー・ライカート作品も観たので再び、カランさんからのオススメを。ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーの『1…
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