強烈なまでの民族性、宗教性が如実にするのは、彼らの具体的な生活や思いではなくて、むしろ僕自身との共通項だった。
マリーチカを亡くしたイワンの、彷徨う思い。「愛する人を失うこと」は、喫茶店でも居酒…
マーベル!ヒーロー!アクション!ヒャッハー!な自分に水をぶっかけるため鑑賞。
結果、大量の水をぶっかけられてこの映画のヒロインの如く溺死した感じ。
不思議体験パラジャーノフ。
暗い、重い、よくわ…
原題『忘れられた祖先の影』に忠実であるならば、本作をウクライナ版『ロミオとジュリエット』と称するのは曲解であろう。
パラジャーノフが示しているのは、サバルタンとして語る可能性の際である。影となり,…
ストーリー的にはイワンと言う一人の青年の人生を幼少期から死まで追っていくもので非常にシンプルではあるが、映像的には後半に進むにつれ、より観念的になり、土着的になり、呪術的になり、芸術的になり…と人智…
>>続きを読む完全に誤解してた。ざくろの色しか見たことなかったから、またきっと絢爛豪華な美術のごり押しが来るんだろうと思ってたけど、パゾリーニみたいな土着信仰的な美術に民踊とか、手持ちで忙しなく動き回るカメラとか…
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