怒りの葡萄に投稿された感想・評価 - 19ページ目

『怒りの葡萄』に投稿された感想・評価

サンデー毎日の高橋源一郎のコラムに「ノマドランド」と本作の共通点を軸にコラムが展開されていた。たしかに「ノマドランド」見れば容易に本作を思い出す。久方ぶりの再見だ。何かきっかけが無いと古典はなかなか…

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abbiocco

abbioccoの感想・評価

3.8
スタインベック原作読了後鑑賞。
読み終わってすぐだからかすっ飛ばしてるとこばかり気になってしまった。

何度読んでも何度劇になったのを見ても、何度映画で見ても、いつもどこか引っかかる作品である。今回は、ジョン ケイシーが気になった。
この映画はジョンケイシー(ジョン・キャラダイン)が、もう説教師ではな…

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kuskus

kuskusの感想・評価

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音楽や悲劇が時折するように深い涙で泣かせる作品は、すなわち世界の中にある悲しみを自分自身の悲しみとして受け入れることから生じる涙で、何か偉大なものを帯びている。『怒りの葡萄』がまさにそうである。
高校生のとき、世界史の資料集の隅にタイトルだけ紹介されているのを見て知った作品。

いつか原作も読んでみたいなと思う。

機械に雇用が奪われる80年前と、これからAIやロボットに雇用を奪われるかもしれない近未来。この映画の時代は住む場所すらままならなかった民衆がいたことが描かれているが、近未来はどうなるのか。

母親役…

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大企業に立ち退きを命じられた農民一行は、乾いた大地に別れを告げ、安住の地を目指す。これを日本に翻訳したのが山田洋次の「家族」だと思う。日雇い派遣会社、労働組合、コミューンのような自治区。資本主義が始…

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kazu1961

kazu1961の感想・評価

3.8

▪️JPTitle :「怒りの葡萄」
ORTitle:「The Grapes of Wrath」
▪️First Release Year : 1939
▪️JP Release Dat…

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john

johnの感想・評価

4.0
怒りの葡萄とは搾取される労働者たちか。
支配者権力者が葡萄の木の持ち主で、葡萄の粒労働者はいいように食べられ潰されおいしい汁を吸われる。
いつまでも後を引く記憶に残る映画。

まさに怒り。
楽園なんてものは存在しなかったよ。

土地を奪われた民衆たちが仕事を求めて土地を横断する。明日生きても1週間生きているか分からない過酷な状況と環境で奮闘する家族たち。仕事にありつけても…

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