サンデー毎日の高橋源一郎のコラムに「ノマドランド」と本作の共通点を軸にコラムが展開されていた。たしかに「ノマドランド」見れば容易に本作を思い出す。久方ぶりの再見だ。何かきっかけが無いと古典はなかなか…
>>続きを読む何度読んでも何度劇になったのを見ても、何度映画で見ても、いつもどこか引っかかる作品である。今回は、ジョン ケイシーが気になった。
この映画はジョンケイシー(ジョン・キャラダイン)が、もう説教師ではな…
機械に雇用が奪われる80年前と、これからAIやロボットに雇用を奪われるかもしれない近未来。この映画の時代は住む場所すらままならなかった民衆がいたことが描かれているが、近未来はどうなるのか。
母親役…
大企業に立ち退きを命じられた農民一行は、乾いた大地に別れを告げ、安住の地を目指す。これを日本に翻訳したのが山田洋次の「家族」だと思う。日雇い派遣会社、労働組合、コミューンのような自治区。資本主義が始…
>>続きを読む▪️JPTitle :「怒りの葡萄」
ORTitle:「The Grapes of Wrath」
▪️First Release Year : 1939
▪️JP Release Dat…
まさに怒り。
楽園なんてものは存在しなかったよ。
土地を奪われた民衆たちが仕事を求めて土地を横断する。明日生きても1週間生きているか分からない過酷な状況と環境で奮闘する家族たち。仕事にありつけても…