このレビューはネタバレを含みます
もう戻らないであろう決定的ズレの存在の下ですれ違う状態が画面の一瞬一瞬の人物の立ち位置だったり、ものの配置、出てくるアイテムによって深く印象に残りました。そしてどの場面を切りとっても垢抜けててエレガ…
>>続きを読む一部の人間からは大きな共感を引き出す作品であることは間違いなく、私もその一人だ
映画全体にフワリと漂うニヒリズムとそれを代表するようなリディアの表情とプチ放浪
愛の枯渇が見事に表現されており、全ての…
ミケランジェロ・アントニオーニ監督のイタリア映画。
傑作でした。とにかく雨が降り出してからがとてつもなくよかった。
作家のジョバンニと妻のリディアは中年を迎え、倦怠期であった。
そんな二人が食事に…
カットが綺麗すぎて白黒でもまったく古くない
というか白黒だからここまで映えるのかもしれない
夫婦の不毛な1日、しかしこの不毛がこの二人のこれからの一生を示しているのかもしれない
この二人の夜はもう明…
マストロヤンニがモニカ・ヴィッティと床の模様でカーリングみたいな遊びをするシーン、ジャンヌ・モローがマストロヤンニの奥さんだと知ったときのモニカ・ヴィッティが最高。病室の腫れ物に触るような空気感とか…
>>続きを読む「死ぬまでに観たい映画1001本」580本目
めちゃくちゃカッコ良い。1961年のイタリア。
白黒の画面が美しいし、カメラアングルもオシャレ。
電話の音、ラジオの音、打ち上げロケットの音等、音響…