〈「夜」にしがみつくブルジョワジーの残影〉
ある倦怠期の作家夫婦は、互いの気持ちどころか自らの本心すら不確かでいた。不穏な気配を引き摺ったまま、ふたりは幻想的なナイトクラブ、そして豪奢なパーティ…
ミケランジェロ・アントニオーニ監督、愛の不毛三部作で未見だった「夜」を鑑賞。
台詞ではなく映像で語る、アントニオーニの映画こそ元祖ニューシネマに相応しいのでは。
アラン・ドロンかと見紛うほどこの頃の…
モノクロカラー「アントニオーニ愛の不毛」の中の一作とのこと。
しかし、個人的には不毛とは異なる「夫婦、それぞれの愛の再認識」というややポジティブな印象を受け、少なからず共振はできた。
ではあるけど…
11.20.2021
08.06.2022
02.14.2024
非常に集中して鑑賞するのが難しく分かりにくい話なのに、結局何度も見てしまう作品。役者の表情と映像が多くを語る。言葉にされてない部分…