こわれゆく女っていう題名は適切じゃないな
大幅なミスリードを起こさせられた。
女の人もおかしいんだろうけど文化的な違いと男の方のヤバさが引き立ってあんまり伝わってこなかった。綺麗な映画だったけどちょ…
全てのシーンがきつい。まるでキャラクターと同じ空間にいるかのような気まずさの理由は、キャメラのレンズにあると思った。長焦点距離のレンズであるが故に我々は物語世界を覗き込む/盗み見ることができる。キャ…
>>続きを読む映画史にあれ以上気まずい食卓シーンはあるか。ゲストのために「白鳥の湖 瀕死シーン」をやらせ、バタバタと倒れていく子どもたちが最高。私たちはこわれている彼女しか知らない。本作が公開当初どれくらいイカれ…
>>続きを読む神経症を患っている主婦の物語。
主人公が、自分の子供たちに「私を見た時に、あ、お母さんだって思う?それとも、変で少しおかしな人だなって思う?」と聞くと、7歳くらいの息子が拙い英語で「お母さんはお母…
こわれゆく妻を演じるジーナ・ローランズの物凄い演技力、タバコを使った一人芝居と取り憑かれたような揺れ動く瞳孔の演技には圧倒された。一見バラバラに見える家族だが、根本の絆が確固としていて、粗暴に見える…
>>続きを読む人は「普通でいなければ」と自分をコントロールしようとすればするほど、抑圧された感情や欲望が大きくなり、さらに壊れていくのではないかと思った。
またやや違った視点ではあるが、精神病棟への入院は一時的な…