古典と前衛の融合。言うまでもない男と女と女の情念の涯の物語。
兎にも角にも岩下志麻に尽きる。一人二役の演じ分けもそうだが、同じ男を思うのに全く別の匂いや熱さ憂いを所作やメイクではなく気持ちでぶつけて…
1969年『心中天網島』(しんじゅうてんのあみじま)篠田正浩監督
黒子を使った演出や、モノクロ映像が印象的ではあったが、前衛的すぎるこうした作品はあまり好みではない。(でも、観てしまうのだが…)
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大阪天満の紙屋治兵衛は女房子供のある身ながら、曽根崎新地の遊女・紀伊国屋の小春のもとに通い詰め、深い中になっていた。治兵衛の放蕩ぶりを見かねた兄の孫右衛門は侍に扮して小春の客となる。そこで小春は「治…
>>続きを読むシロクロおしまさん
すんごい高評価ですな~。
ごめんなさい。あんまり良さが分かんなかった!ボソッ。
それもこれも全部、黒子さんのせいだ~!!!
おしまさんは、シロクロでも美しいし、エロイ!!!
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大阪を舞台に男女の痛ましい恋愛模様を描く。
歌舞伎や浄瑠璃を思わせる、実験的な演出で映画化。
脚本は篠田監督と詩人の富岡多恵子、音楽の武満徹が共同で担当しています。
劇中に黒子が再三登場し…
1969年の篠田正浩監督作品。
人形浄瑠璃の演目を映画化。女同士の義理に苦悩しながらも心中してしまう悲劇。黒子も物語に組み込まれた斬新な演出。
舞台劇みたいにほとんど長回しで構図も決まっててモノク…