サイレント期の小津は笠智衆をさがせ!感があって楽しい。八雲恵美子の首筋!
一座の最後に皆で歌うシーンはサイレント故に手拍子も歌声も聴こえてこないからこそ感動的。馬の後ろ脚に入ってるのは、厚田雄春らし…
1959年の『浮草』も好きだが、こっちの方が純度が高い。
不思議と開放感があって見ていて心地いいのは、旅芸人たちが働いているというより、遊んでいるように見えるからだろうか。
『浮草』の色彩は、私にと…
基本引いた画から始まるんだけど、愛人襲撃の直後の雨の中の言い合いは切り返しから始まる。彼女は手で顔を抑えていた。そしてカメラが引いた時に二人の位置関係が分かってハッとする。
あの世みたいな街合わせ場…
小津の作品は未来永劫残り続けるんだろうな。会社や技法や時代が変わっても出来上がる映画はいつでも変わらず美味しい豆腐なんだから。そのこだわり続けた作品群に30年間通底しているものは100年後も時代や国…
>>続きを読むマツダ映画社