1984年、東西統合前の東ドイツのベルリン
ヴィースラー大尉は国家に忠誠を誓った国家保安省(シュタージュ)の局員
国の体制を脅かす不穏分子の摘発検挙や後進の指導の任務に就いていた
劇作家のドラ…
普通。
『ファニーゲーム』で凄惨なホームインベージョンに遭うウルリヒ・ミューエが今度は他人のプライバシーを害するスパイ役だが、イマイチ彼が理解できなかったし、お話として若干無理があるんじゃないか、と…
総評: 変に泣かせにきたりしないし、過剰なドラマ演出もない、とにかく品の良い名作!
興味深いし、琴線にも触れた。
主役が一番口数が少なくて、表情にも乏しいというところが、特に印象的。彼の取る行動…
話が動き出すまでに少し時間を要するが、中盤からめっちゃ面白い。
国家側の尋問官という嫌な主人公が、監視対象の恋人たちにどんどん感情移入していき、仕事で失っていた人間性が芽生えていく。
『ツーリスト』…
東ドイツのシュタージ諜報員のお話。劇作家の男と女優の盗聴を始めるが、次第に彼らに感化されていく…。無表情でロボットのような主人公が、表情は変えぬまま、人間らしい優しさに目覚めていくさまがドラマチック…
>>続きを読む© Wiedemann & Berg Filmproduktion