アンドレイ・ルブリョフ 動乱そして沈黙(第一部) 試練そして復活(第二部)に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 2ページ目

「アンドレイ・ルブリョフ 動乱そして沈黙(第一部) 試練そして復活(第二部)」に投稿された感想・評価

odyss

odyssの感想・評価

4.0

【天才タルコフスキーならではの大作】

タルコフスキーの大作。完全版は205分あるそうだが、見たのは短縮版(といっても3時間強あるけれど)。

15世紀初頭のモスクワ大公国が舞台。イコン画家であるル…

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 タルコフスキーの初心者向けではない。183分も文化も宗教も異なる世界を見続けるのは修行だ。

 けれども、何か人を魅了する力がこの映画にはある。タルコフスキー映画の全般に言えることだが、観ている途…

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Omizu

Omizuの感想・評価

3.9

【第22回カンヌ映画祭 国際映画批評家連盟賞】
ロシア史上最高のイコン画家とも称されるアンドレイ・ルブリョフを題材にした作品。1966年に完成していたものの、国の検閲にひっかかりソ連国内での公開は1…

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今のとこタルコフスキーで一番良かったかも。第二部から画面が分かりやすく派手になって楽しい。
あぺ

あぺの感想・評価

3.5
正直他の「ノスタルジア」「ソラリス」の方がまだわかるし歴史物は苦手だが、やっぱりタルコフスキーショットを見物できるだけでも幸せな気持ちになれた。
Keigo

Keigoの感想・評価

3.5

難しい。
時代背景や地政的な状況、宗教観やその他諸々の知識が自分にはあまりにも乏しく、理解出来ないシーンや描写が多かった。

それでも上空からの見下ろすようなショット、壮大なスケールで描かれる大人数…

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人々から尊敬されていたイコン画家が苦悩と挫折から世捨て人になり、最後は若き日の自分のような少年に出逢い自分を取り戻していく大河ドラマ。時代に翻弄され、描くことを忘れてしまった彼が次世代を知ることによ…

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えにし

えにしの感想・評価

4.0

奪い合うことと愛し合うことの繰り返しが人間の歴史であるなら、人の世は誰のために、何のためにある?諸行無常のなかで、つかの間の快楽の切れ端をむさぼって逃れ続けているのはなぜ?そんな問いの果てにある、同…

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タルコフスキー・アトモスフェアにて鑑賞。

今年観た『マルケータ・ラザロヴァー』を思い出した。なんだかとにかくすごい。もうすごいとしか言えない。

第2部は黒澤ですね。

第3部の鐘は本当に作ったよ…

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アンドレイ・ルブリョフの前に立ちはだかる圧政。

中世もソ連時代も、現在のロシアも変わらない。

中世のアンドレイの苦しみと、ソ連時代のタルコフスキーの苦しみがオーバーラップする。

支配階級の中で…

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