60年前の映画とはとても信じられない鮮烈な映画体験ができる傑作!
ロシア(ソ連)映画欠乏症に罹っていたらオススメされ、たっぷり抱いた期待を大いに飛び越える素晴らしさに震えた。
人で画面が埋まるほど…
縦横無尽に動き回り、人の顔を接写で生々しく映しとるカメラワークが特徴的なカラトーゾフ。主に銃後の物語でしたが、その迫力に見劣りはまったくしませんでした。
ボリス階段を駆け上がるショットや、ベロニカ…
鶴首のように待てず。戦争・貞操・星霜・迷走・閃光・演奏・血闘・雪氷・希望。完璧なショットの連続。素晴らしいです。『怒りのキューバ』と同様に、エッジの効いた撮影をするためのようなゆとりを持ったストーリ…
>>続きを読む恋人を抱く群衆の中を花束を抱いて歩く→その花束を分ける→赤ん坊が掲げられる→鶴が飛んでいく→群衆に消えていくの流れが秀逸すぎるな。どんだけ詰め込んだら済むのさ
エンジェル・アット・マイ・テーブルで…
ボリスとヴェロニカは結婚を誓い合っていた。
しかしボリスは志願兵となり戦争へ。
その後ヴェロニカは、やむなき事情でボリスのいとこのマルクと結婚するが、それでもずっとボリスの帰りを待ち続けていた。
…
男女2人は将来を誓い合った恋人同士だつたが、男性は志願兵として戦場に赴く。戦火が女性の家族を襲い、彼女は男性の家族の元に身を寄せる。戦争の影響で彼女の生活は一変し、様々な困難に直面するが、彼女は強い…
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