何を喋っているかわからないところもあるが、そんなことはどうでもよくなるくらい素晴らしい画面の奥行きと移動。
お徳が身を引く覚悟で夫を芸の舞台に戻してほしいと懇願するシーンで、画面外から「よし、出そう…
歌舞伎の名門に生まれた若旦那とその家へ乳母として勤める少女との、悲恋の数年間を描いた名作。
江戸歌舞伎の御曹司→上方歌舞伎の脇役→旅芸人のひねくれ者と零落してゆく菊之助より、芸事への精進を信じて疑わ…
きっとできるわ、だって、あなただから。酸いも甘いも、また酸いも。不器用に、何度も味わい、今、ようやく、ようやくついた、あるところ。ここがどこだか、はじめて出会ったあの時は、まだ、妄想の中だった。
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燃え上がる愛でもなければ、プラトニックな恋でもない。ここで描かれるのは歌舞伎役者に芸が上手くなって欲しいと願い献身的に尽くす奉公人の女性・お徳と芸の未熟さに気づかせてくれたお徳のために芸を磨きたいと…
>>続きを読む役者として生きる男と、その男を献身的に支える女の話。自分が幸せにならなくても、愛したあの人が幸せなら…という愛の物語。男が落ちぶれてダメになった時期でも支えて、愛し続ける、こういう美談が日本は昔から…
>>続きを読む©1939松竹株式会社