このレビューはネタバレを含みます
ルビッチの大芝居
2011年3月3日 16時25分レビュー
1942年作品、エルンスト・ルビッチ監督。
映画オールタイムベストなる雑誌なり、特集では、必ずランクインする監督、ルビ…
名作!
さすが、ルビッチ。
ビリー・ワイルダーの師匠らしい、成りすましから起こるサスペンスや恋愛。
そして96分という簡潔さ。
見事としか言えません。
時代はナチスが他国への侵略を開始直後。
1…
初めてのルビッチ。お初がこの作品で良かったー。ナチス政権風刺をユーモラスにコメディとして作品にしてるけど、これが42年作品だからすごい。チャキチャキとした展開に退屈せず、謎解きとしても非常によく出来…
>>続きを読む第二次世界大戦の最中、
ナチス軍がポーランドに侵攻する話は暗くなりがちだけど、
本作は小気味好い笑いをもたらしてくれるコメディー。
“To be or not to be”は『ハムレット』での有名…
難しい。他の方の感想を読むとこの映画は「コメディ」「喜劇」として受け取られていると思うのだけれど、私はむしろこの映画を極めて良く出来た「サスペンス」だと思ってしまった。つまりエルンスト・ルビッチとし…
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