最初から気味が悪くて気持ち悪かった。
途中からアルマがエリーサベットになってエリーサベットがアルマになって、何がなんだかわからないけどとにかく気味が悪くて気持ち悪いという一言に尽きる。
あんまり好き…
理解不能なのに、妖艶な女二人が呈する空気感と、突如割り込むエキセントリックな映像と音楽に最後まで釘付けになった映画。誰しもが演じながら生きていて、多面性のない人間などいない。ペルソナは、私が初めて大…
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アニマ(アルマ)という名前はユング的元型キャラクターの中で男性の中の女性的側面である感受性、情緒的な叡智、直感、共感力、思いやり の象徴ということらしい。
ユングの用語でペルソナ=公的な仮面という…
たぶん私が今まで見た中で断トツで"ヤバイ"映画。前衛的な映像と不安を感じさせるような音楽も相まって、ホラー映画じゃないものの、かなりの恐怖を感じた。
失語症になった舞台女優と、その看病をする看護師…
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そこに愛はあるのか?
真実は内側にあるのか、外側にあるのか
正直彼女たちは実在するかとか、どちらが実在するかとか、どうでもいい
私たち観客にとって彼女たちは実在する
まさに映画が映画であることに開…
最高に格好の良いオープニングから始まるベルイマン流映画についての映画。
自身の創作スランプを失言症の女優に象徴。劇中で一言しか喋っていない故の女優としてのなまめかしさたるや。
今作以後の作品に大い…
舞台上で突如失語症になった女優と、彼女を看護する看護婦の精神や意識が融合してしまうというサスペンス的なベルイマン作品。一般的には、ドッペルゲンガーをテーマにしているといわれているが、自分はもっと深い…
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